常在菌を大事にすると美肌になる!?

数年前から飲食店やビルの出入り口で

「除菌スプレー」が常設されている光景

よく目にしますよね。

 

確かに除菌することは

風邪や流行病から身を守るのに大切なことなのですが、

 

でも、

過度に気にし過ぎ、というか過剰すぎて、

なんか異様・・・

 

 

菌については、知人が経験した

こんな話があります。

 

それは社員旅行で台湾に行った時のこと。

 

ツアーというと、

大抵の場合観光場所から食事場所まで

コースが決まっているものですよね。

 

その社員旅行でも

同じく日程が組み込まれていたそうです。

 

当然、コースは

日本国内でも情報が手に入るありきたりな訪問先。

 

「面白くない!」

 

と感じた若手集団20名が

出発前に上層部に無断で

とある企画を練ったそうです。

 

その企画とは

「ツアーコースには掲載されていない地元の人が通う屋台食堂で飲み明かすこと」

 

 

この企画は23日のツアー初日に

早速実行されたそうです。

 

 

深夜の台北市にて、

地元の海産物をたらふく食した若手社員たち。

満足してホテルに戻ったとのこと。

 

 

そして翌日は既定のツアーを観光。

コース外の逸脱行為はなかったそうです。

 

 

ところが帰宅日の朝、事件が起こりました。

 

なんと若手集団の20名中18名が

集団食中毒に罹ってしまったのです。

 

 

病名はあの有名な「O-157

 

 

楽しいはずの社員旅行が一変。

帰路は地獄絵図に化してしまいました。

 

 

さてさて、

ここで気になるのが

『2名だけ元気』だった事実です。

 

別に2名だけ初日に違う行動を

とっていたわけではありません。

 

 

実は元気だったこの2名は、

出張で台湾に良く来ていて

台湾の食事に精通していたのです。

 

 

つまり、同じ日本人、同じ職場の人間でも、

免疫さえあれば

あの「O-157」にも罹らないという

事実が判明した瞬間です。

 

 

考えてみれば日本人は古来より、

海産物がメインディッシュの国。

 

むしろ

貝の中に生息する「O-157」に

免疫があってしかるべし、なのですよね。

 

 

これを踏まえて

本日の主役、『常在菌』のお話。

 

 

肌表面には通常

『常在菌』と呼ばれる菌が

肌上を取り巻いています。

 

 

常在菌の役割は主に

外敵から身を守ったり、

時には肌表面のバランスを整えたりする

私たちにとってはとても大事で

なくてはならない菌です。

 

 

でも当然のことながら

常在菌も『菌』なので、

除菌スプレーを浴びせれば

死滅してしまいます。

 

 

つまり、

病原菌から身を守るという目的で除菌した結果、

その病原菌を退治する常在菌をも

同時に除去してしまっているのです。

 

 

見方を変えれば

肌のために活躍してくれている常在菌をわざわざ除去して、

肌荒れを引き起こす病原菌を呼び込んでいる状態です。

 

 

これって常在菌にしてみれば

恩を仇で返しているようなもの。

 

 

常在菌が死滅すれば

外敵の次の標的は

『肌のバリア機能』の破壊。

 

 

「シミ」「シワ」だけではなく、

その他の肌トラブルや皮膚病も誘発してしまいます。

 

 

でも、自分では気が付かないうちに、

周囲の除菌活動に巻き込まれている場合もあります。

 

これはまさしく

お肌の危機、

美肌の危機です! 

 

 

そうならないためにも、

除菌スプレーは極力避けること。

 

そして

除菌しなくても大丈夫なように

日頃から肌のバリア機能を構築することが肝心です。

 

そのためには

ちゃんと肌ケアしてくれて保湿してくれる

スキンケア化粧品選びが重要です。

  

せめて自分の肌の常在菌だけは、

周囲に巻き込まれないように

ケアしたいですね。